こんにちは。Tuck class of 2024のTOです。
Tuckの新入生には、任意参加のPre-term programが4つあり(同じ日程のものが多く同時参加出来るのは最大で2つ)、その後全員参加のTuck Launchを経た後に本格的な学生生活に入っていきます。
今回は私が参加したInternational Orientationについてご紹介をします!
その名の通り留学生用のprogramで、特に米国の文化や生活に慣れていない人が主な対象になります。
今年は約40人が参加。留学生全体が約120人なので約1/3が参加していることになります。日本の小学校~高校までの1クラスに相当する絶妙な人数と、元々のbackgroundの近さも相まって、1週間という短い期間ながら同級生との絆を深められます。また、本格的な学生生活が始まった後も、このorientationで築いた人間関係はとても大切なものになっています。
1.Programの内容
今年は下記のAgendaで実施しました。内容は毎年微妙に変わっているようですが、例年大きな変化はないと聞いています。
・Check-in, Introduction
・Cracking the Case study
・Adjusting to American Culture
・Career Service
・Management Communication
・Professional Writing Presence
・The Speaking Voice of the Stage
・Afternoon Hike
少人数であることから、各Agendaは基本的にinteractiveで、クラスメイトそれぞれの人柄やお国柄が良く見えるのが刺激的です。
特に印象的だったのはThe Speaking Voice of the Stageで、public speachをする際に、どういう姿勢や声の出し方をするのが効果的か、audienceを意識しながら自己に集中するにはどうしたら良いか?を演技体験やdebate形式で練習をしていきます。
他のagendaも一つ一つが考えられており、刺激的で心に残る経験でした。
2.MBAPO (MBA Program Office)という存在
International Orientationを企画・運営してくれているMBAPOの存在を知ることが出来たこと、比較的少人数のこのprogramで会話が出来たことは学生生活を送る上で貴重でした。
振り返ってみると、受験生時代に交流があったのは在校生、alumni、admission くらいかと思いますが、MBAPOはTuckの文化を受け継いで行く為のとても重要な存在だと感じています。
MBAは2学年しかないので、当然ながら1年後には生徒の半分が入れ替わることとなります。勿論alumniになってからも交流は継続しますし、alumni networkの顕密さはTuckの魅力の一つなのですが、学校生活という視点ではMBAPOがTuckの文化を維持・発展させていく為の一つの軸になっていると感じています。
”Tuck Nice”、”Tuck Fabric”といったTuckが伝統的に受け継いできた心の在り方をMBAPOが率先して実行して見せてくれることで、Tuckに来た実感とTuckiesとしての誇りの様な感覚が芽生えました。
勿論、普段の学生生活でもMBAPOと絡む機会はあるのですが、International Orientationでは少人数ということもあって運営側との距離もグッと近くなったので、これも良い機会でした。
3.印象に残ったシーン
米国MBAはどうしてもアメリカ人がmajorityになりますし、存在感が強くなります。そんな中で、MBAPOがInternational Orientationの最後にくれた言葉はとても心に残っています。
”each of you got accepted because of your uniqueness. If Americans don’t listen to or respect you, that’s their lost. Just be yourself!”
この言葉は他のInternational Orientation参加者も印象的だった様です。私自身も、迷ったときに自分を信じる為の一つの糧になっています。
受験生の中には初めての海外生活、アメリカ生活という方もいらっしゃるかとは思います。私自身もアメリカ生活は初めてでしたが、International Orientationは受験時に感じていたTuckの良さを再認識出来る、とても良いスタートとなりました!
MBAPOのVincent Mack