クラスメイトと過ごす船上での濃密な5日間:Outward Bound

こんにちは。Class of 2024(1年生)のForrestです。
1年生が参加できるOutward Boundをご紹介したいと思います。

1. 概要

Tuck Launchという全体のオリエンテーションの前に、Pre-term programとして選べるActivityの1つです。Outward Bound (NPO団体)とTuckが共同で作成したプログラムで、5日間メイン州の海岸をボートに乗って旅をします。各ボートには2-3名のインストラクターと8名前後のTuck1年生が乗り、Sailingとrowingを巧みに使い分けながらボートを操作します(陸に上がれるのは1日のみ)。そのため、5日間、シャワー、水洗トイレ、携帯電話へのアクセスがありませんが、その分より濃密な時間をCrewと過ごすことができます。

2. 私が参加した理由

    1. Tuck生活の基盤となる友達作り:他のpre-term programに比べて、一緒に過ごす時間やActivityの種類が多いので、良い友達作りのきっかけになるのではと思いました。
    2. 困難な状況下でのリーダーシップ、チームワークの経験:人生で一度もボートでSailing/Rowingしたことがなかったのですが、ボートといういつもと違う空間で他のcrewとどうタスクを分けて、リードしていくか、自分はどういう役割を果たせるのか、気になり、参加したいと思いました。
    3. 自分の身体的、精神的成長:5日間、会ったばかりの人と過ごしながら、ロープの巻き方や帆の張り方等、短期間で学ぶのは挑戦的であり自分の成長につながると思いました。

3. 参加して思ったこと

参加した理由の全ての面で得られるものがありました。

    1. 友達作り:参加した 24人とは性別、国籍、職歴に関わらず、非常に仲良くなり、Tuck Launchや授業が始まってからも、関係が続いています。FYPのチームを組む、スキーに一緒に行く、2年目のルームメイトになる…など。Outward Boundで知り合った友達から関係性が派生することも多く、Tuckにおけるネットワークの基盤です。
    2. リーダーシップ・チームワーク:想像通り、ボートを動かすには他のCrewとの意思疎通が重要となり、どのように助けを求めるか、誰が助けが必要そうか、今自分は何をしたらこのボートにとって1番良いのか、を常に考えることとなり、学びが多かったです。特に1日目からキャプテンに指名され(役割はローテーションで毎日変わる)、専門用語もよく分からないまま、ボートの指示出しをしなければならず、そんな状況をnavigateしたのは良い経験でした。
    3. 成長:前述のリーダーシップ・チームワーク面での成長に加え、体力的に挑戦的な5日間を乗り切ったことは自信になりました。精神的には辛い思いをせず、5日間楽しく過ごすことができたので、良い思い出になりました。

Tuckの他のActivityや他校と比べても、かなり独特なプログラムですが、大変おすすめです。もし、Outward Bound、その他Tuckについてご質問がある場合は、tuckjapan.dartmouth@gmail.comまでご連絡ください。